美食の香港!
おいしいものを食べることは、しあわせへの近道。
つらい時も、へこんだ時も、おいしいものは私を救ってくれました。
解決しない問題や、どうともならないことにぶちあたったら
とりあえず、おいしいものを食べる。
おいしいという口福は、解決への道へのはじめの一歩でした。
折しも、秋の香港は上海蟹の季節。
というわけで、まずは上海蟹、いってみましょう!!
私が選んだのは、尖沙咀にある「滬江飯店」
(WuKongShanghaiRestaurant)
滬江飯店さんの、食べログはこちら
尖沙咀駅から徒歩2分、尖沙咀のメインストリートであるネイザン・ロード沿いにある地下のお店。
上海蟹では有名な、定番・王道的なお店のようです。
決め手となったのは1人コースがあることです!
上海蟹は2人以上からしか予約できないお店も多いので、おひとりさまは事前確認が必須です。
大体、1人だと飲茶だって、海老蒸し餃子4つとか、大根餅6つとか食べなくてはいけないのです。
滬江飯店さんはカジュアルな雰囲気で、大人数用の丸テーブルがいくつもあり、地元の方がほとんどで、広東語が行き交う店内。
お店は地下なので、スマホの電波は届きませんでした。
私が選んだコース料理はこちら。アラカルトもいろいろ頼めます。
・蟹肉と蟹味噌入りフカヒレスープ
・蟹味噌入り小籠包
・上海蟹の姿蒸し
・蟹肉と蟹味噌もち米蒸し
・豆苗炒め
・白玉団子入り生姜スープ
最初にお茶を聞かれて「プーアール茶」を頼むと、お茶請けにお豆がでてきました。
この豆、何でしょうね?しょっぱくて、豆のまろやかさととてもおいしかったです。
一番手は「蟹肉と蟹味噌入りフカヒレスープ」
おいしい!濃厚で、まろやかな味。ぺろりと食べてしまいます。
そして「蟹味噌入り小籠包」
これもとてもおいしかったです!
握りこぶしくらいある少し大きめの小籠包なので1人コース、バンザイ!
と思いながらいただきました。
そして、メインの「上海蟹の姿蒸し」
写真を撮り忘れたのですが、最初に蒸す前に「これを蒸すよ、大丈夫?」と見せに来てくれます。
蟹味噌が濃厚だったので、多分オスじゃないかなぁと推測。
スタッフの方がはさみでバシバシときれいにさばいてくれます。
日本でもあまり蟹を食べない私は、よくわからないままに隣の家族が食べているのを見よう見まねでいただきました。
おいしいんだけど、もちろんおいしいけどやっぱり蟹って大変、、、と正直、思いました。
でも、あちこちから聞こえてくる広東語を聞きながら1人で一生懸命、蟹と格闘しているのは
やっぱり非日常で、いつも見ることができない、誰かの日常をのぞき見しているような、
私の物語とはまた違う物語が、香港という場所で紡がれているその様子を肌で感じながら
旅の醍醐味だな、と、うれしくなりました。
そして、レモンティーです。これがまたおいしい! あまい!!
香港式は甘いレモンティーなのできっと私は苦手だろうと、飲まないつもりでしたが、
そろそろお腹がいっぱいになってきたところで、ちょうどひと息、つかせてくれるんです。
その土地にあった、コースの流れの中ででてくるからこそのこの甘いおいしさ。
体が喜んでいるのがよくわかりました。
そして、締めのご飯が「蟹肉と蟹味噌もち米蒸し」と「豆苗炒め」
これがまたおいしかったです。
餅米の甘さと蟹味噌のあんかけの濃厚さと。そして、このちょうどいい塩梅の量。
10cmくらいの小さな蒸し器がすばらしいですね。
豆苗炒めはあっさりとしていて、ご飯と一緒に食べる、この相性のよさ。
このコースは完璧だなぁ、と、独りごちました。
最後を締めくくる大トリは、白玉団子入り生姜スープ。
これもほんとにおいしかったです。
あんまりおいしいので滞在中にもう一回は食べるぞ、と思っていたのですが、かなわず、、でした。
これで688$(香港ドル)、日本円にして15,870円(カード手数料含む)でした。
私はもっていませんでしたが、JCBと提携しておりJCBカードで支払えば10%オフになるキャンペーンをしています。
円安の2024年。この上海蟹コースはとてもお値打ちがあると思います。
お手頃なお値段、おいしい!スタッフも親切でやさしいと、一人旅には心強いお店でした。
蟹も食べるだけにさばいてくれますし、ちゃんと食べれているか気にかけてくれたり
お茶も小まめに注いでくれたり。
お会計をお願いする時に「手の平に丸を書く」そうなので、やってみたところうまくいきました♪
スタッフが親切なのはうれしいですね。
秋の香港に、ぜひおすすめのお店です。
最後まで読んでくださったあなたに、口福がありますように♡